早朝4時…
眠い目を擦りながら、ホテルの前に向かう…
今日は馬車をチャーターして、バガン遺跡に昇る朝日を見に行く予定だ!!
まだ暗い中、ホテルの前に行くと時間通りに馬車が待っててくれていた!!
僕は運転手の兄ちゃんに挨拶を交わすと、少しドキドキしながら馬車へと乗り込んだ!!
バガンに来たら名物の馬車には絶対に乗ってみたかったので、念願が叶って自然と眠気も吹っ飛んでいく!!
パカン、パカンと蹄の音が静かな夜道に響き渡る…
そして、しばらく走ると昨日夕日を見たシュエサンドー・パゴダに到着した!!
すべてお任せで連れてきてもらったが、やはりこの遺跡は朝日や夕日を見る定番スポットらしい!!
そして、遺跡の上へと登ってみる!!
すると、すでに数人の方が待機していた!!
そして、なぜかワンちゃんも待機していた!!
うーん、朝日を見に来たのだろうか…??
するとあたりが少しずつ明るくなり、空が赤く染まっていく…
やはり今日も雲が多いが、朝焼けはやっぱり綺麗だ!!
きっと好きな女の子と一緒に来たら、ついつい告白してしまうことだろう!!
そのくらいロマンチックな雰囲気を感じる!!
そして、朝日が顔を出し、僕の顔を赤く染める!!
それは恋をして頬が赤くなってしまう時と同じように…
そして、透き通る空気の中、僕の視界いっぱいにバガン遺跡が現れた!!
うんっ、やっぱりここは凄い!!
凄すぎて、うまく言葉に出来ないけど、一言だけ言うんだったら…
もしここに好きな子と来たら、僕はきっとプロポーズすることだろう!!
そして、このサンライズよりも綺麗な君をこのバガンよりも大きな愛で僕が幸せにするって…
…って、全然一言じゃないじゃねーかΣ(`∀´ノ)ノ
でもついついロマンチックなことを言いたくなっちゃうくらい、素敵なサンライズだった!!
そして、僕はまた馬車へと戻る…
好きな女の子なんて乗っていない、独りぼっちの馬車へと…
…って、綺麗すぎる朝日を見たせいで逆に切なくなってるやんけぇ~Σ(`∀´ノ)ノ