めざせ世界一周の旅!

36歳…金なし、職なし、妻もなし…おまけに語学力も度胸も身長も160センチしかない…そんな、なーんもない男が世界一周することをめざすブログである!!~これまでに行った海外旅行日記や旅の独り言、ちょっと怪しいプチ夜遊び話まで自由に楽しく書いていきたいと思います~

ナナプラザ・ラブストーリー!! #61

今日はバンコク最後の夜…


バンコクには夜遊びスポットが沢山あるのでどこに行こうか悩んだが、僕は再びナナプラザへ行くことにした!!

 

その理由は…会いたい女性がいたから!!

 

 

昨日、お店をのぞいた時は見当たらなかったので、もう一度行ってみることにした!!

今日がラストチャンスだと…

 


彼女はゴーゴーバーで働いている女の子!

初めて会ったのは、今から5年も前のことになる!!

 

目のパッチリとした、小柄で可愛い女の子…

その頃はまだ働きだしたばかりで、日本語はもちろん英語すら出来なかった!!


とてもおとなしい女の子でコミュニケーションを取るのが大変だったことを覚えている!!

 

 

それからバンコクに行くたびに僕はそのお店に立ち寄り、一緒にお酒を飲んだ!!

 

奢ってくれと言ってくることもなく…

まだ仕事にも慣れていない、純粋な彼女に僕は惹かれていた…

 

 

それから1年後、彼女は仕事を辞めた…

 

バンコクに行く楽しみの一つだった僕にとって、それはとても大きなショックだった!!

 

それから4年間、彼女に会っていない…

 


そして、今から1年前…
僕が友達とナナプラザを歩いていると、その女の子が働いていたお店のママさんに声を掛けられた!!


「チョット待ってて!」


すると、ママさんは彼女を連れて現れた!!

いきなりすぎる再会に動揺して、僕はうまく話せなかった…


そして、彼女は私服姿でもう家に帰る所だったので、僕たちはそのまま別れた!

何も言うことも出来ず、戸惑ったままで…

 

 

だから、今回こそはゆっくり彼女と話したかった!!

久しぶりに彼女と会ってみたかった!!

 

 

ドキドキしながら、お店をのぞく…

すると、そこにはステージで踊る彼女の姿があった!!

 

僕はママさんにお願いして彼女を隣の席に呼び、4年ぶりに一緒に飲んだ!!

 

久しぶりに見る彼女は少し大人に…
そして、すごく綺麗になっていた!!


そして、少しだけ英語と日本語が出来るようになっていた!!

 

「覚えてる??」


そう言うと、彼女は小さく笑い、うなずいた!!

 

仕事を辞めていた間は実家に戻っていたらしい…

そして、1年前にまたこのお店に戻ってきたと言っていた!!

 

当時24歳だった彼女も28歳の大人の女性になっていた…

 


そして、彼女が言った!!

 

「一緒にディスコ行こうよ!!」


僕はもちろん、オッケーと答えた!!

 

 

しかし、今日はバンコク最後の夜…

顔馴染みの他の店のママさんや呼び込みの兄ちゃんたちにも別れの挨拶がしたかったので、僕は一度お店を後にすることにした!!

 

「あとで来るから、閉店時間って何時だっけ?」

「2時までだよ!!」

「じゃあ、その前にペイバーするよ!!」

 

そんな約束を交わした!!

 

ちなみにペイバーとは連れ出すことを意味していて、ペイバー代をお店に支払うことで彼女をお店から連れ出すことができる!!

そう、お金を払うことで彼女たちを仕事から開放することが出来るのだ!!

 

彼女たちの基本給は微々たるものなので、奢ってもらうドリンク代の数%とお客さんから貰うチップ…

そして、なによりこのペイバーしてもらえる事こそが最大の収入となる!!

 

お店によってはノルマがあるという話も聞いたことがある!

だから、女の子たちはペイバーしてもらうために必死で働いているのだ!!

 


そして、僕は彼女のことが気になりながらも、他のお店で飲み続けた!!

顔馴染みの方たちが優しく迎えてくれる!!

 

 

そこで僕はなにげなく、こんな質問をした…

「ナナプラザって、何時までだっけ??」

すると、3時までだと言う…

 

 

あれっ、彼女は2時までって言ってなかったっけ??

早くペイバーを確定したくて、嘘をついたのかな??

純粋だった彼女も大人になって、そんなテクニックを覚えてしまったのだろうか??

 

僕はそんなことを思い、いろんなお店で飲み続けた…

なんだか嘘をつかれたことが悲しくて、フラフラになるくらいまで…

 


そして、2時を少し回った頃…
僕はまた彼女の元を訪れた!!

 

 

すると、薄暗い店内…
テーブルや椅子は片付けられ、大音量のミュージックは鳴り止んでいる…

そこにいるのは閉店の掃除をしているスタッフさんのみ…

 

 


えぇぇぇぇ~、彼女は嘘を付いてなかったぁぁ(ノTдT)ノ

ホントに2時閉店だったぁぁ~(ノTдT)ノ

 


そして、僕は彼女を信じて早く来なかった事を後悔しながら、ナナプラザを後にするのであった…

 

あぁ、一緒にディスコ行きたかったよぉ(T▽T)

 

 

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