バンコクにテーメーカフェ…
略して「テーメー」や「テルメ」と呼ばれる喫茶店がある!!
ここには毎晩、出会いを求めた男女がやってくる!!
ある者は何人にも声をかけ、交渉している…
ある者はソファーに座り、作戦を練っている…
そして、そんなテーメーの奥の階段を上がると、そこにトイレと喫煙所がある!!
ある者はそこで戦いの休憩をして…
ある者はそこで戦いの準備をする…
そして、そこのトイレにはずっと同じおばさんがいる!!
トイレが有料の為、そこでお金の回収をしているおばさんだ!!
「何度でも20バーツ」と書かれた紙の前でほとんどを座って過ごしている!!
もう何年も前からテーメーには行ってるがそのおばさん以外を見たことがない!!
…ということは何年もそのおばさんだけで働いてるのか??
他に代わりはいないのか??
病気になったり、用事があるときはどうしているんだ??
それどころか休憩すらも取ってないのか??
休みはチャントあるのだろうか??
自然とそんな悩みが湧いてくる!!
もしかしたら、正月などのお店が休みの時以外は休んでないんじゃないのか!?
それに「何度でも20バーツ」と言うのは「その日なら何度トイレを使っても20バーツ」という意味だ!!
簡単に言えば、1日トイレ使い放題20バーツだ!!
それでは、おばさんはどうやって覚えているのだろうか??
営業時間内に何人ものお客さんが来ることだろう??
しかもいろんな国籍のいろんな年代のお客さんが来るんだと思う!!
もちろん払ったというチケットが渡されたり、手とかにハンコが押される訳でもない!!
それでは、どうやって暗記してるのだろうか!?
ちなみに20バーツ払った後に「払いなさい」と言われたことはない!!
チャント覚えているのだ!!
世の中にはカメラアイと呼ばれる能力を持った人がいるというが、このおばさんもカメラアイを持っているのだろうか??
ちなみにカメラアイとは「見た景色をカメラで撮った画像のように一瞬で記憶できる能力」のことである!!
医学の世界ではサヴァン症候群とも言われている!!
その証拠にこのおばさんもほとんど人の顔を見たりしていない!!
下を向き、お金を貰う一瞬だけで記憶しているのだ!!
この能力は本当に凄いと思う!!
だって僕なんて「あれっ、昨日話したのってこの子だったかな?」とか…
「うーん、あの子はどこかで見た気がするなぁ?」とかばっかりですもん!!
あぁ、この能力があったら夜遊びで利用できるのになぁ…
…って、このすごい能力をそんなんで使うなぁヽ(*`д´*)ノ
あぁ、でもこのおばさんがいつまでもテーメーにいてくれたらいいな♪
そして、いつかはただの暗記ではなく、僕の顔を覚えてくれたら嬉しいな☆